現代の日本語について
私たちが使っている日本語は、時代と共に変化し、流行語という造語も生まれる風潮になっています。
まさに、「言葉を思いのまま、デザインする」という時代です。
使う言葉によって、その人自身のアイデンティティーが顕著に現れるコミュニケーションの道具の一つでもあります。
意識・無意識下で相手や自分自身に対して使っている言葉により、自分自身や周りとの関係性が構築されていきます。
日本語は、世界でも習得するのが難しい言語の上位にランクインする言語とされています。
文法などは普段から意識することは少なくとも、単語の意味や、音訓読みの凄さ、素晴らしさが詰まっている言語なのです。
言葉の持つ力・エネルギーを感じる
言葉には「言靈」が宿っています。また、数ある言語の中で、日本語のエネルギーはとても強いと言われています。
良い言葉、悪い言葉。綺麗な言葉、荒々しい言葉。
水やお米などに発し続けたらどうなるか、言葉の力を可視化した実験ではその結果が顕著に現れています。
言葉は形として目には見えなくとも、波動・周波数により、発した側の感情・エネルギーが、対象となる物・人に対し、良くも悪くも、大きな影響を生じてる、まさに生きものなのです。
大和言葉から見出す
社名をどのように改名するかとなった際、言葉の大切さ、素晴らしさ、可能性、届け方など、あらゆる方向から考えてみることにしました。
当時、「神旅」から引き継ぐ形では神社企画を行なっていたからという理由だけではなく、日本とゆかりのある言葉を使った社名が良いのでは?となり、日本古来の言葉である<大和言葉>から決める方向性で固まりました。
私たちが普段から使っている言葉・会話の中に、大和言葉は自然と用いられています。
「あわ」という意味は、古くから「あわい」や「あい」と呼ばれていて、「間」という意味として使われていました。
人によりますが、私たちが住む世界の中において、目に見える物や世界を信じ、逆に、見えない世界を否定しようとしてしまう時もあります。
見える現実世界が全て、真実ではなく、見えない世界のことも感じたり、想像したり、認めて扱うことができるようになっていくと、物事の捉え方が変わり、思考や生き方さえも変化していきます。
「あわ」の意味
「あわ」=間という意味は、ひらがなの「あ」〜「わ」までのように、「天から地までの間」という意味を表しています。
そこに、私たちの想いとして、物事を一方向・片方だけという偏った見方・捉え方をするのではなく、上下左右、東西南北、360度という全方向から捉えられるように、架け橋になっていく、という意味合いのもと名付けました。